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Wakin, J.A., THE FUNCTION OF DOCUMENTS IN ISLAMIC LAW

Wakin, Jeanette A., The Function of Documents in Islamic Law: The Chapters on Sales from Tahawi's Kitab al-Shurut al-Kabir. Albany: State University of New York Press, 1972, 121+203p.

京都のK先生のご研究で紹介されていたアラビア語文書書式集(Shurut)の研究書。中央アジアでのシュルートの使用は故チェホーヴィチによれば16世紀(「緩やかな発展期」)あたりからとのことですが、さすが本場はより早くからこの種の本は使われており、タハーウィーのこの著作は10世紀のものだそうです。

中国領では19世紀以前のものは私はまだ知らないのですが(写本カタログとかを舐めるようにチェックしなくては!)、20世紀にはスウェーデンの伝道団印刷所で3回ほど版を変えて文書書式集が出版されています。「田舎」といわれるだけあって、こういう伝統は東へ行けば行くほど素朴な出来になり、中国領のものは掲載された文書種も文書の内容もタハーウィーのそれとは比べ物になりませんね。

これ以外にも、トルコやイランなどでも立派な書式集が出されていたはずなのですが、刊本は何か出ていないのですかね。もしご存知の方はご教授いただければ幸いです(いつでも歓迎です)。

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